マイディーさん。
皆さまこんにちは、こんばんは!
FINAL FANTASY ⅩⅠⅤ(FF14)で冒険中のソロプレイヤー、うりりぃです。
※『光のお父さん』の若干のネタバレが含まれます。
今回は私がFF14の存在を知った時のお話です。
『ファイナルファンタジーⅩⅠⅤ 光のお父さん』という映画がありますね。
『光のお父さん』はFF14のプレイヤーであるマイディーさんという方が書かれたブログを元にした映画で、書籍化、ドラマ化もされている作品です。
ヒカセンなら知っている方も多いと思いますが、、、
というより知らない人の方が少ないかも?
この作品は私がFF14を知ったきっかけでもあります。
映画公開前のある日、突然レガシー先輩の彼からこんな言葉をかけられました。
彼「今度『光のお父さん』ていう映画があるねん」
私「へー、そうなん、どんなやつ?」
彼「俺が昔やってたゲームが題材の映画」
私「そういうの好きやねぇ、光のお父さんって、、、お父さんが光るの?笑」
FF14の知識がなければ、光のお父さんってなんだ?ってなりますよね。
このゲーム内では主人公が光の戦士って呼ばれることと、映画がお父さんとの物語で、それと掛けているんだと教えてもらいました。
これを聞いた時点では、そういう話があるんだなーと思ったくらいで、正直そこまで興味があったわけではありませんでした。
この時、まだ私は後に自分が光の戦士になるなんて知りません。笑
ゲームが嫌いというわけでもなく、かわいいキャラクターとか物語とかは好きなので、映画を見に行くという彼に付いていき映画館で見ました。
物語はとても感動し、オンラインゲームとはこんな風に人と関わっていくものなのだと初めて知りました。
と同時に、あまりにも優しい世界として描かれているので疑問も持ちます。
これは本当に実話なの?脚色しすぎじゃない?
それかじょびネッツア(マイディーさん達のFC)のメンバーが特別優しいんじゃ?
そんな疑問はありつつも、オフラインのゲームもそこまでやるような人じゃない私は、FF14をしようと思うわけでもなく、その場は一旦終わってしまいます。
オンラインゲームはゲーム好きな人がやる、敷居が高いイメージがあったのです。
映画『光のお父さん』は2019年公開だったので、それから2年後、光の戦士になるまではFF14のことも忘れていました。
そして、2021年7月に彼からコントローラーを渡されて、光の戦士として冒険をすることになったのです。
私が光の戦士になった経緯はこちらをご覧ください!
映画に出てきた街や音楽、景色。
なるほど、これはゲームをやってから映画を見た方が当然楽しめますよねー!
映画を見たときはどんな種族がいるかとか、ロールとジョブのこととか、FCとか、よく分かりませんでしたし。
なんなら、映画に出てきた音楽がFFの音楽とは知らず、、、笑
実際に映画に出てきた世界を見て、マイディーさんが走っていたのはウルダハだったんだ!とか、お父さんが行ったのはクルザスだったんだね、とか。
あそこで使ってた音楽、ウルダハの昼の音楽じゃない?とか。
両方見ることで、より映画もゲームも楽しめるので、両方経験して良かったと思います。
見たことない方はぜひぜひ見てみてください。
きっと見た後にログインしたくなりますから!!
そして優しい世界は本当でした、今プレイしてみて実感しています。
まだFCは経験したことないですし、人との関わりもCFなど最小限、私が体験しているコンテンツはほんの一部ではありますが、確かにあたたかい世界だと思います。
映画の世界は本当だった!とすごく嬉しくなりました。
FF14の世界にのめりこみ、プレイしていた2021年12月、ふと『光のお父さん』のことを思い出しました。
そうだ、確か『光のお父さん』って原作ブログだったよね、ちょっと読んでみよう、と「光のお父さん マイディー」で検索しました。
すると一番上に出てきたのはマイディーさんの訃報の記事でした。
訃報って、、どういうこと、、、??
出てきた記事を片っ端から読み漁りました。
たくさん記事を読んで、マイディーさんは2020年12月にがんで亡くなったんだと理解した途端、涙があふれました。
映画の中ではお父さんが病気だとなっていたので、お父さんはお元気なのかな、と思ってはいましたが、まさかマイディーさんご本人が亡くなっているとは思いもしませんでした。
泣きながらマイディーさんが書いた『一撃確殺SS日記』の光のお父さんの記事を一気読みしました。
分かっていたけれど、この人は、すごい人だ。
もっと何か適切な言葉があるのだろうけれど、語彙力のない私にはもうその一言で表すしかありません。
膨大な量なので、さすがに今まで投稿された全ての記事を読むことはできませんが、更新日を見ている限り、毎日何かしら更新されています。
2009年から2020年まで、11年間も!!!
本当にすごい。語彙力、、、笑
オンラインゲームに対する情熱や楽しさがとても伝わってきます。
それと同時にやっぱり私はマイディーさんが『暁月のフィナーレ』をプレイできなかったことが悔やまれてなりません。
マイディーさんにこそフィナーレしてほしかった、、、
≪Giovi≫の文字をエオルゼアの街で見かけるたび、思います。
マイディーさん、私はゲームをする方ではなかった人間ですが、今、偶然にもあなたがいたGungnirでエオルゼア生活をしています。
人生が丸ごと変わってしまったほど、本当にとても楽しいです。
マイディーさんの物語が私の人生を変えるきっかけのひとつでした。
ありがとうございます。
マイディーさんほどの人にはなれませんが、これからも私なりに、少しずつでも、情報発信していきたいと思っています。
マイディーさんに敬意を込めて。
【ありがとう。】